【蔵前今昔 その3】蔵前橋が黄色なのは、稲の籾殻を連想させるため!?

蔵前橋は、台東区蔵前一丁目(西岸)と墨田区横網一丁目(東岸)とを結ぶ橋で、関東大震災の復興計画により1924年(大正13年)9月に着工し、1927年(昭和2年)11月に竣工しました。蔵前橋通りが隅田川を渡るその橋の長さは173.2m、幅は22.0m。橋の上部に視線を遮るものがない上路式のアーチ橋で、「都選定歴史的建造物」に指定されています。

橋の色は、江戸時代に幕府の御米蔵のあった蔵前を意識してか、稲の籾殻を連想させる黄色に塗装されています。吾妻橋の赤、厩橋の緑とは対照的ですね。また、1954年(昭和29年)9月から1984年(昭和59年)12月まで西詰に蔵前国技館があったため、欄干に横綱の土俵入りなどのレリーフが施されているのも特徴です。

ユリカモメが飛び交い、屋形船が行き交う、下町情緒あふれる隅田川に架かる橋の中でも美しい橋の一つと言っていいでしょう。

 

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