『Bistro Double 11』

店名に夫婦の記念日が隠されている
下町の粋なビストロ。

 都営浅草線「蔵前駅」A1出口から徒歩1分。江戸通りを一本入った裏通りに『Bistro Double 11』(ビストロ ドゥーブルオーンズ)はあります。フランス語ですが、英語だと「ダブルイレブン」。なぜ、このネーミングに?と思い、オーナーシェフの渋谷正行さんに聞いてみると、奥様との結婚記念日が11月11日だったことから、2人で始めるお店にふさわしいと思って名付けたそうです。

 渋谷さんは、大学卒業後ずっと料理の世界で生きてきて、渋谷や白金、目黒などのフレンチのお店で働いてきました。そして昨年、自分のお店を持ちたいと考えていた時に、後輩からお茶に誘われて行ったのが『コフィノワ』でした。

 これはある意味、運命的な出会いだったと言えるかもしれません。コフィノワのオーナー高橋さんに物件を探していることを伝えると、店舗の2階でギャラリーを営んでいる大家さんを紹介していただき、空いていた1階を借り受けることにしたのです。

テイクアウトランチ「野菜たっぷり・あさりとごぼうの炊き込みご飯」

 今年の1月25日にオープン。間もなく新型コロナウイルスの影響で通常営業が出来なくなり、テイクアウトのみ販売をしていましたが、現在は平日のランチはテイクアウトのみ、ディナーは17時から22時までの短縮営業となっています。

 そのランチですが、「まかない」感覚で作っているそうで、イタリアンや和テイストのものなどもあってメニューは日替わり。紙のBOXに彩りよく入れられ、700~800円前後とコストパフォーマンスも良く、ご近所でも人気だそうです。

穴子のスパイスフリット

 ディナーは、どこにでもありお客様が想像できるような定番ではなく、「ここにしかないフランス料理」を目指しているのだとか。旬の食材を使ってその季節に合わせた料理を作っているため、メニューはその都度、季節によって変えているそう。お客様にアッと驚いていただけるような、また、綺麗で感動していただけるような盛り付けを考えているそうです。

 コース料理を扱っていないのは、その日の気分などで、好きに料理を選んでもらう自由さが好きだという理由から。ワインは、渋谷さんの好きなフランスワインを中心にそろえているそうです。ちなみに、ディナーで提供しているパンは『T’s Bakery』のもの。

 筆者は、テイクアウトのオードブル(3,000円)を実食しましたが、多彩な素材がさまざまにアレンジされていて味わい深く、見た目も華やか。こちらは、前日までの予約限定で提供されています。

 旬のフルーツを使ったジャムや焼き菓子なども作り、店頭販売している渋谷さんは、いずれは自分でパンも作ってみたいと思っているそうで、どんどん料理の守備範囲を広げていきそうです。

 取材を通じて感じたのは、コフィノワといい、T’s Bakeryといい、蔵前では、協業(コラボ)関係にあるお店が多いということ。互いに互いを応援して、蔵前をますます盛り上げて行って欲しいと思いました。

 

Bistro Double 11

 住所: 〒111-0051 東京都台東区蔵前2-1-27 isobe bldg. 1F
 電話: 03-5809-3418
 営業時間:火~金 Lunch(take outのみ)11:30~14:00
          Diner 17:00~22:00
      土・日 昼呑み  12:00~15:00
          Diner 17:00~22:00
 定休日:月曜日・第2火曜日(祝日の場合は翌日が定休日となります)
 ※営業時間や定休日は変更になる可能性がありますので、お店にお問い合わせください
 instagram:@bistrodouble11
 Facebook:@bistrodouble11

関連記事

PickUp!

『自由丁』

読書したり、自分と向き合ったり、悩んだり、 一年後の自分に手紙を書いたりできる場所。  6月のある日、蔵前4丁目をぶらぶら歩いていた…

ページ上部へ戻る